あるていどらくにいきたい

生きづらいぼくたちが
なんとか生きていけますように

2014-07-10

司法書士受験生から教わった「一年目の心得」

試験は記憶の皿回し

僕たちのほとんどは凡人ですから,「歴史」からではなく「経験」からしか学ぶことができません。とはいえ,その「中間点」としての「他人の経験」からは学ぶものがたくさんあります。

特に「試験」は「起業」だの「社会的成功」だのに比べて具体的な内容を扱いますから,僕たちとしても腑に落ち,実践に移しやすいかと思います。

ちょうど昨日,ことし二回目の受験をされた方からお話を聞いてきたので,「アイタタタ……」となる,これまでの僕が完全に失敗していたアドバイスについて恥をしのんでご紹介します。
1. できるだけ早く「1周目」を終える
ご存知の通り,最初に学ぶ民法と,後半に学ぶ訴訟法類は表裏一体の関係にあります。「民法がわからん……」と思っている場合,それらの科目(あと不動産登記法とかも)を学ぶことで「あ,そういうことね」となることはしょっちゅうあります。

僕は最初,民法に恐ろしいほどの期間をかけてしまったのですが,理解が遅々として進まないことがありました。

たとえば,「第三者に対抗できない」というのが,「じゃあ,実際どうなんだよ……」と気になり困っていたところ,不動産登記法で「第三者の承諾が取れない時は,主登記で行う」の記述を見たとき,「なるほどね,そういうことなのね」と納得できました(たぶん民事訴訟法でもそういうのがあるんでしょうけど,まだそこまで行っていません)。

他の分野に関しても,民法でも不動産登記法でも出てくる「供託」が,最後の方に「供託法」として登場したりしますんで,やはり「最初から神経質に,理解を大切に」やっていくことには限界があるかと思います。

ですので,僕は年内に1周目を終える計画にしました。それぞれの理解度は多少犠牲にしてでもまずは1周し,年明けの科目別答練,4月からの総合答練と徐々に細部をつめていきます。


※ その2については次回記事で記します。

今回の記事は前回にひきづられて,ライフハック的な書き方にしてみました。一度こういうのを書いてみたかったのです……。

とはいえ,じゃあ僕が他に何を書くかというと,難しい話で,論点を解説するほどの学力はありませんし(これからは多少つくでしょうけど,予備校の講師には絶対敵いませんし),日常のことを話そうにも,せいぜい「今日はトマトを並べました」「今日のトマトは状態のいいトマトでした」「ジャンプが面白い」「マガジンが面白い」くらいなんですよね……。

そういうわけで,当面はこういった感じの,ややお茶を濁す系の記事を書いたり,とはいえ勉強の報告をしたりしたいと思いますので,皆様よろしくおねがいします。来年はなんとしても合格したいです。ぜひとも合格しましょう。僕達だけが合格して,ほかの方々には,一年だけ,ちょっと待っていただくという段取りでいきましょう……。


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